大谷翔平とダルビッシュの共闘も? MLB公式サイトがエ軍トレードの可能性を指摘

カブス・ダルビッシュ有とエンゼルス・大谷翔平(左から)【写真:AP】
カブス・ダルビッシュ有とエンゼルス・大谷翔平(左から)【写真:AP】

早くも先発投手不足の危機のエンゼルスがトレードで有力投手を獲得か?

 オフシーズンの時点から先発投手の補強が課題とされていたエンゼルス。先発ローテーションの一角を担うことが予想されていたグリフィン・キャニング投手は、2月末に右肘に違和感を覚えたことからMRI検査を受け、今週中に更なる検査が予定されていることが報じられたばかり。早くも暗雲が立ち込めるなか、7月末のトレード期限に向け、エンゼルスが先発投手陣の補強を行う場合のトレード候補になる可能性がある選手をMLB公式サイトがピックアップしている。

 エンゼルスはオフにテヘラン、バンディら複数の先発投手を獲得。5月に投手復帰予定の大谷翔平に加え、今季が2年目でエース候補として期待していたキャニングの離脱はチームにとって大きく響きそうだ。

 そんなエンゼルスにMLB公式サイトは「予測するにはタイミング的に少し早いが、もしエンゼルスがトレード締め切りの時点で(トレード戦線の)レースに打って出る場合、彼らはトレードで最高の先発投手たちの獲得を目指すことになるだろう」と、トレード獲得候補を紹介している。

 可能性のある投手にはタイガースのマシュー・ボイド、ロッキーズのジョン・グレイらの名前を挙げ「(カブスが)ベテラン投手を交換相手に出すかどうかも興味深いことだろう」として、ダルビッシュ有投手や昨季13勝(9敗)のホセ・キンタナ投手も可能性があることを言及。ダルビッシュの契約にはトレード拒否条項もついているとされているが、トレード期限までのカブスの状況によっては、まったく有り得ない話というわけでもないようだ。

 現時点では、トレードやFAで先発投手の補強を目論んではいないとエンゼルスGMのビリー・エプラー氏は語ったというが、状況はいつでも変わる可能性がある。もしキャニングの離脱が長引くようであれば、なおさらだ。大谷とダルビッシュの先発ローテでの共闘は実現するだろうか。

(Full-Count編集部)

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