鷹ムーア、最速153キロ&5奪三振無失点の快投で開幕ローテ当確! 「満足している」

ヤクルトとのオープン戦に登板したソフトバンクのマット・ムーア【写真:藤浦一都】
ヤクルトとのオープン戦に登板したソフトバンクのマット・ムーア【写真:藤浦一都】

球速153キロを計測も「気にしていない」

■ソフトバンク 8-1 ヤクルト(オープン戦・4日・PayPayドーム)

 ソフトバンクの新助っ人マット・ムーア投手が4日に行われたヤクルトとのオープン戦(PayPayドーム)で6回から3番手として登板。2回2/3、2安打無失点に抑え開幕ローテ入りを当確させた。

 3月1日の1イニングデビューから中2日。来日2度目の登板となったこの日は6回から3番手でマウンドへ。2回2/3を無失点、5奪三振の快投を見せた。

 メジャー通算54勝の実績を誇るムーアは「球数は前もって45球と話していたので」とイニング途中の降板も気に掛ける様子もなく「前回よりも落ち着いて入れたよ。キャッチャーと色々とやりたいこともやれたしね」と、にこやかな表情を見せた。

「イニングを重ねていくことが大事。マウンドに上がって投げて、ベンチに下がってまたマウンドに行くということは試合の中でしかできないことだからね。球数を増やしていったり、バックで守ってくれるチームメートと一緒に野球をして時間を共有していくことも大事だと思っている」

 工藤監督も和田と共に「いい結果を残しているので、その方向で考えています」と開幕ローテ入りを示唆。この日の球速は前回登板を上回る153キロを計測。130キロ台のナックルカーブとの緩急が冴えた。「スピードは気にしていない。前回よりもいい感じで投げることができて今日は満足しているよ」と、手応えを口にした。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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