プロ野球の開幕延期「望ましい」 対策連絡会議で専門家チームが見解

NPBの斉藤惇コミッショナー【写真:編集部】
NPBの斉藤惇コミッショナー【写真:編集部】

専門家チームの意見書をもとに12球団代表者会議で開催可否の判断を下す

 日本野球機構は9日、新型コロナウイルス対策連絡会議の第2回会議を行った。その後、会見を行い、専門家チームはペナントレースの開幕延期が「望ましい」とする見解を示した。

 新型コロナウイルスの感染が広がり、その収束がまだ見通せない状況にある。プロ野球はオープン戦の無観客開催を決め、ここまで各地で無観客試合が行われてきた。対策連絡会議に参加している専門家チームが開幕延期が望ましいとする見解を示したことで、今後、NPB内でも検討が進められることになる。

 12日には専門家チームが公式戦開催や感染予防策への助言をまとめた意見書を提出。NPBは、これをもとに12球団代表者会議で、正式にペナントレースの実施可否について判断を下すことになる。

(片倉尚文 / Naofumi Katakura)

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