鷹・松田宣、“10年ぶり”一塁手「違和感なく」 工藤監督「シミュレーションの1つ」

紅白戦に紅組の「4番・一塁」で出場した松田宣
ソフトバンクは9日、本拠地PayPayドームで全体練習を行い、紅白戦を実施した。この紅白戦では松田宣浩内野手が一塁手として出場。ゴロなどを無難にさばき「違和感なくやれた」と語った。
松田は牧原大成内野手が放った強めのファーストゴロをさばくと、ベースカバーに入った二保旭投手へキッチリとトスしてアウトにするなど、自前の黄色いファーストミットで4回を守り切った。練習後には「10年ぶりかな。久しぶりだったけど、違和感なくやれた」と振り返った。
工藤公康監督は「何かがあった時のためのシミュレーションの1つ。(中止になった)昨日のオープン戦でもやってもらおうと思っていた。シーズンでいきなりやるよりは経験していた方がいいと思って」と、あくまでもシーズン中を想定したシミュレーションであることを説明。松田も「用意しといてくれと言われた」と、春季キャンプから赤と黄色のファーストミットを準備していたことを明かした。