ロッテが前阪神・鳥谷敬の獲得を発表 「感謝の気持ちしかありません」、背番号「00」

昨季限りで阪神を退団していた鳥谷敬【写真:荒川祐史】
昨季限りで阪神を退団していた鳥谷敬【写真:荒川祐史】

井口監督とは現役時代から自主トレを行うなど師弟関係

 ロッテは10日、昨季限りで阪神を退団した鳥谷敬内野手の獲得を発表した。鳥谷は球団を通じ「今は感謝の気持ちしかありません。とにかくチームの優勝に少しでも貢献できるように精一杯、プレーをさせていただきます」とコメントを発表した。背番号は「00」。

 阪神を自由契約になった後も現役続行の道を模索していた38歳のレジェンドの所属先がようやく決まった。鳥谷は井口資仁監督の現役時代にシーズンオフの自主トレを一緒に行い、現在も同じ株式会社PAMS(パムズ)のマネジメントを受けるなど親交が深い。阪神時代には遊撃以外にも三塁、二塁の守備にも就いており、ロッテでは中村奨、藤岡、ドラフト5位ルーキー福田光らと内野のレギュラーを争うことになる。

 鳥谷は球団を通じ「千葉ロッテマリーンズの一員となれることを嬉しく思います。今は感謝の気持ちしかありません。とにかくチームの優勝に少しでも貢献できるように精一杯、プレーをさせていただきます」とコメントを発表。

 鳥谷は2003年のドラフトで自由枠で阪神に入団し遊撃のレギュラーに定着。通算2169試合に出場し2085安打、打率.280、138本塁打、822打点、131盗塁をマーク。歴代2位となる1939試合連続出場、ベストナイン6度、ゴールデン・グラブ賞5度を獲得するなど球界を代表する遊撃手として活躍。昨年は代打を中心に74試合出場、打率.207、19安打、本塁打0に終わり戦力構想から外れていた。

(Full-Count編集部)

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