筒香嘉智は「最も印象強い新戦力」 MLB公式が高評価「既に目が離せない」

レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】
レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】

MLB公式は「我々はどのくらいヨシのことを好きになる?」とのタイトルで特集

 レイズの筒香嘉智外野手に米国のメディアも興味津々のようだ。ここまで順調な調整を進める筒香の様子や今後について、複数の米メディアが好意的で明るい見通しを語っている。

 MLB公式サイトは各チームへの質問と題した記事で、レイズに質問を投げかけた。「私達は、どのくらいヨシのことが好きになる?」。『ヨシ』とは筒香の名前にまつわる愛称で、既に現地ファンにも親しまれている呼び方だ。

「日本からやってきたヨシトモ・ツツゴウはこの春、熱いスタートを切った。今後みんなのお気に入りとなるのは明らかだ。日本でとても愛されていたが、理由がある。この男を見てみてくれ」と日本での活躍を動画で紹介。NPB10年間で通算205本塁打を放ち、DeNAではキャプテンとしても活躍した筒香を振り返ると、このように言及した。

「これまで日本から来た選手、特に野手はメジャーリーグで成績を残せず、苦しむのを見てきた。しかし、彼はまだメジャーリーグでプレーしていないというのに、既に目が離せない」。記者もベタ惚れのようだ。

 また同サイトの別記事では今季のレイズについて予測しており、オープン戦期間中に筒香がチームに馴染んできたと伝えている。レイズは今季、40人枠に多くの新人を抱えているというが「レイズにとって、ヨシトモ・ツツゴウが、最も印象強い新しい選手だ」という。それはクラブハウスで他のチームメイトに上手く溶け込んでいるように見えるためだという。

 筒香はDeNA時代にドミニカ共和国でのウインターリーグに参加しており、スペイン語にも慣れている。ドミニカ出身のウィリー・アダメス内野手はスペイン語でいつも話をしているといい、それが筒香がチームに馴染むのを助けているようだ、と指摘している。またフィールドにおいても「レフトでも、三塁手としても、なかなかのように見える」と評価している。

 ここまでオープン戦では三塁、左翼守備でも評価を受けており、次は一塁での出場も予定されている。どんどんと可能性の広がる筒香に、周囲も目が離せなくなっている。

(Full-Count編集部)

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