ロッテ鳥谷、17日の巨人2軍戦で“実戦デビュー”へ 「自分の感覚を取り戻していく」

ベンチ入りしたロッテ・鳥谷敬(右)【写真:宮脇広久】
ベンチ入りしたロッテ・鳥谷敬(右)【写真:宮脇広久】

ファーストミットも製作「内野全ポジションを守る準備をするつもり」

 ロッテ入りした前阪神の鳥谷敬内野手が12日、2軍練習に合流。17日の巨人との2軍戦(ロッテ浦和)で“実戦デビュー”することが決まった。

 この日、鳥谷は楽天2軍戦(同)開始前、ナインとともに、ダッシュ、ノックなどをこなし、試合にもベンチ入りしたが、出場はせず。ジャンパーの下の背番号「00」の新ユニホームを見せることもなかった。

 一方、視察に訪れた1軍の井口資仁監督が17日デビューの方針を報道陣に明かし、鳥谷本人も「そこらへんから試合に出してもらえれば。これから外(屋外)で打ったり、実戦に出たりして、自分の感覚を取り戻していく作業をしていく」と語った。

 さらに鳥谷は、自分用のファーストミットを製作したことを明かした。契約交渉に当たった松本尚樹球団本部長には「内野でファーストだけは守ったことがない」と明かしていたが、「(ファーストミットは)いま手元にはないですが、実際に作ってもらったものがあります。基本的に守れるのは内野なので、内野の全ポジションを守れる準備はするつもりでいました」。井口監督の「内野は全部守ってもらいたい」という要望に応える覚悟だ。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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