前田健太の“出来高重視”契約、開幕延期の影響は? 米メディア「20試合減ったら…」

ツインズ・前田健太【写真:Getty Images】
ツインズ・前田健太【写真:Getty Images】

前田は基本年俸300万ドル(約3億2400万円)で出来高重視の契約をしている

 新型コロナウイルス感染拡大で、開幕が早くても4月9日(日本時間10日)にずれこんだメジャーリーグ。米ヤフースポーツは「ドナルド・トランプ(米大統領)が国家非常事態を宣言したため、MLBプレーヤーの給与(年俸)が支払われなくなるかもしれない」とのタイトルでレポートし、試合数が減った場合は出来高重視の契約を結んでいるツインズ前田健太投手にも大きな影響を及ぼすと伝えている。

 米ヤフーは「MLB選手にとっての心配事は、新コロナウイルスの影響でシーズンが休止している間、給与が支払われるかどうかということだろう」と指摘。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」の記事を引用し、トランプ氏が国家非常事態を宣言したことがその鍵になるかもしれないということだ、と伝えた。

 メジャーリーグの契約には、「国家非常事態の間」はコミッショナーのロブ・マンフレッド氏が金銭の支払いを一時的に停止することが可能になる、という条項が含まれているという。しかし記事は「ジ・アスレチック」を引用する形で、マンフレッド氏はそうするつもりはないということだとしている。

 ただ、給与が支払われるとしても、MLBのスケジュールが変更された場合はその他にも多くの問題が出てくる可能性があると言及。予定されていた162試合をすべて消化できず、試合数が少なくなった場合はどうなるのかと指摘した上で前田の名前を挙げた。

「多くの選手は契約の一部として、シーズンを通して出来高が厚い契約を結んでいる。例えば、ミネソタ・ツインズのケンタ・マエダは、1シーズンでどのくらいのイニングを投げたかをもとに、ボーナスがつくことになっている」

 さらに、こう続けている。

「彼の契約は162試合でプレーすることが前提となっている。もし、試合数が20試合ほど減った場合、出来高はどのように扱われるのだろうか」

 前田は2016年に8年契約でドジャースに加入。基本年俸は300万ドル(約3億2400万円)で出来高重視の契約を結んでいる。ツインズに移籍して先発登板が増えることが予想され、開幕ロースター入り、32先発、200イニング登板を果たせば、基本年俸と出来高を合わせて1年で最大1315万ドル(約14億1900万円)を手にできる可能性がある。

 感染拡大が続く新型コロナウイルス。米メディアは、開幕が大きくずれ込むことで今季試合数が減ることも懸念している。

(Full-Count編集部)

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