阪神近本の華麗なスライディング生還に脚光 タイミングはアウトも足技で1点奪取

原口の三ゴロで本塁突入→タイミングはアウト→足技で捕手のタッチをかいくぐる
■オリックス – 阪神(オープン戦・15日・京セラドーム)
阪神の近本光司外野手が15日、オリックスとのオープン戦(京セラドーム)で華麗なスライディング生還を披露した。
2点を追う4回先頭で左腕・田嶋から中前打を放って出塁。二盗、暴投で三塁へ進むと、原口のボテボテの三ゴロで本塁へスタートした。タイミングはアウトだったが、タッチをかいくぐるようにしてスライディング。左足で本塁ベースを触って1点をもぎ取った。
新人だった昨季は36盗塁を決めて盗塁王。159安打を放って長嶋茂雄氏が保持していたセ・リーグ新人安打記録を更新した。また、オールスターではサイクル安打を記録して球宴MVPを受賞。今季の活躍も期待できる好走塁だった。