筒香嘉智の適応にレイズが「満足している」 チーム最多13三振もMLB公式「アピールした」

レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】
レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】

「ヤンキースとメジャーのトップチームに対抗できる」兆しのひとつに?

 新型コロナウイルスの感染拡大により、大リーグのスプリングトレーニングは12日(日本時間13日)に中断となった。しかし、それまでの4週間で行われたオープン戦などで今季の戦力は徐々に見えてきていた。MLB公式サイトはこの期間にレイズについて「分かった3つのこと」とし、その1つに筒香嘉智外野手の適応ぶりを挙げている。

 今季はヤンキースとア・リーグ東地区優勝を争うこと、今年もポストシーズンに進出することを目指し、スプリングトレーニングに入ったレイズ。「ヤンキースとメジャーのトップチームに対抗できるチームだという兆しを見せていた」という。投手力の高さや、26人のロースターがどうなるかという項目に並び、筒香の適応について記事では言及されている。

 筒香の守備と打席での適応はスプリングトレーニングでも注目されていた。新しい文化やクラブハウス、異なるスケジュールに慣れなければならない上、フィールド内でも速い球、比較的新しいポジションにアジャストしなければならないからだ。その結果、「レイズはこの日本人スラッガーから見られたことに満足している」という。

 筒香にとってのオープン戦初戦は2月23日(日本時間24日)、本拠地で行われたヤンキース戦。初安打を放ち、1打数1安打1四球と“出塁率10割”デビューを飾った。さらに翌日の試合では“メジャー初本塁打”をマーク。ただ記事では「素晴らしいスタートを切ったが、最後の数試合で苦戦していた。13三振はチーム最多」とも。とはいえ「3四球、1本塁打」はアピールに成功したとしている。

 開幕はさらに延期となり、オープン戦も中止となったMLB。筒香にとってはこれが吉と出るのか凶と出るのか。

(Full-Count編集部)

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