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春の珍事かブレークか? OP戦首位打者はシーズンで活躍するのか、過去10年を振り返る

プロ野球のオープン戦は15日に全日程を終え打撃部門では阪神の大山悠輔内野手が打率.378をマークし、球団では2005年の赤星憲広氏以来の首位打者に輝いた。ここでは過去10年のオープン戦首位打者を振り返り、実際のシーズンと比較してみる。

阪神・大山悠輔【写真:津高良和】
阪神・大山悠輔【写真:津高良和】

2020年のオープン戦は阪神の大山が打率.378をマークし首位打者に輝く

 プロ野球のオープン戦は15日に全日程を終え打撃部門では阪神の大山悠輔内野手が打率.378をマークし、球団では2005年の赤星憲広氏以来の首位打者に輝いた。ここでは過去10年のオープン戦首位打者を振り返り、実際のシーズンと比較してみる。

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【2011年】
○浅村栄斗(西武)
オープン戦:9試合、打率.441、2本塁打、7打点
シーズン:137試合、打率.268、9本塁打、45打点

【2012年】
○松山竜平(広島)
オープン戦:19試合、打率.403、1本塁打、8打点
シーズン:48試合、打率.204、0本塁打、7打点

【2013年】
○畠山和洋(ヤクルト)
オープン戦:18試合、打率.393、3本塁打、12打点
シーズン:99試合、打率.219、12本塁打、51打点

【2014年】
○井上晴哉(ロッテ)
オープン戦:15試合、打率.435、2本塁打、7打点
シーズン:36試合、打率.211、2本塁打、7打点

【2015年】
○秋山翔吾(西武)
オープン戦:11試合、打率.459、0本塁打、8打点
シーズン成績:143試合、打率.359、14本塁打、55打点

【2016年】
○鈴木大地(ロッテ)
オープン戦:16試合、打率.400、1本塁打、9打点
シーズン:143試合、打率.285、6本塁打、61打点

○坂田遼(西武)
オープン戦:15試合、打率.400、1本塁打、9打点
シーズン:45試合、打率.245、3本塁打、26打点

【2017年】
○アウディ・シリアコ(DeNA)
オープン戦:17試合、打率.375、1本塁打、6打点
シーズン:12試合、打率.074、0本塁打、0打点

【2018年】
○内田靖人(楽天)
オープン戦:16試合、打率.386、4本塁打、12打点
シーズン:58試合、打率.198、12本塁打、25打点

【2019年】
○楠本泰史(DeNA)
オープン戦:17試合、打率.388、2本塁打、7打点
シーズン:39試合、打率.208、1本塁打、6打点

【2020年】
○大山悠輔(阪神)
オープン戦:11試合、打率.378、3本塁打、6打点
シーズン:?

 開幕1軍入りを目指す若手たちが猛アピールを続け、シーズン前に注目を浴びるパターンがやはり多い。11年の浅村は当時、高卒3年目を迎えるシーズンでOP戦で結果を残すと、初めて開幕スタメンを勝ち取り1軍に定着している。今季からレッズに移籍した秋山は15年にプロ野球記録を更新する216安打をマークし前年の打率.259から1割を乗せる打率.359を記録した。

 過去10年を振り返るとオープン戦で首位打者を獲得し同シーズンで規定打席に立った選手は13年の浅村、15年の秋山、16年の鈴木の3選手のみ。対戦相手などで状況も変わるため、全てがそうとは言い切れないがシーズン前の勢いをそのままシーズンに持っていくのが難しいことが分かる。

 だが、オープン戦の結果を自信に変えブレークする選手がいるのも確かだ。2020年のオープン戦は昨年阪神の4番を務めた大山が首位打者に輝いたが、今年はどのようなシーズンを過ごすのか。その他にも大ブレークを果たす選手は現れるのか注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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