ロッテ鳥谷、実戦2戦目は無安打 試合後には報道陣笑わせる「歳で明日くるかも…」

3番・三塁でスタメン出場したロッテ・鳥谷敬【写真:宮脇広久】
3番・三塁でスタメン出場したロッテ・鳥谷敬【写真:宮脇広久】

この日は三塁手で出場、19日は二塁で出場予定でファーストミットも準備

 ロッテに入団した前阪神の鳥谷敬内野手は18日、ロッテ浦和球場での2軍練習試合・巨人戦に「3番・三塁」でスタメン出場し、2打数無安打だった。17日の初実戦では遊撃を守ったが、実戦2試合目は三塁手での出場となった。

 初回1死二塁のチャンスでは四球を選んだ鳥谷。3回の守備では湯浅の放った三遊間のゴロを捌く好守を見せた。2打席目は一ゴロ、3打席目は見逃し三振に倒れて2打数0安打1四球。7回の守備で交代し、ベンチへと退いた。

 2年ぶりとなった三塁の守備では、1度の守備機会を軽快にこなし「1球しか飛んできてないので、何とも言えませんが、試合の中でやっていけたら。感覚が戻るかどうかわからないが、元々(サードは)すごく感覚があってやっていたわけではない。体調面も感じながらやっていけたら」と振り返った。

 3月10日に入団が決まったため、今季は春季キャンプを行わず。前日のデビュー戦では攻守で躍動した。1試合経ての身体の状態を問われると「体は全然……もしかしたら、歳で明日くるかもしれないですけど(笑)」と語り、38歳という年齢をネタに報道陣を笑わせた。

 前日は遊撃を守り、この日は三塁、そして19日の同戦では二塁を守る予定だ。さらにファーストミットも準備しており「当然、指示された所を守るのが、今の自分の仕事ですが、全ポジションを回れるほど試合数をこなしていない。徐々にだと思います」と語っていた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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