バーランダーが右鼠径部を手術 全治6週間も新型コロナの影響で開幕間に合う?

アストロズのジャスティン・バーランダー【写真:AP】
アストロズのジャスティン・バーランダー【写真:AP】

手術を受けて全治6週間と診断されたが、開幕は5月中旬以降の見込み

 アストロズは17日(日本時間18日)、ジャスティン・バーランダー投手が右鼠径部の手術を受け、全治6週間離脱することを発表した。本来であれば開幕絶望となるが、新型コロナウイルスの感染拡大による開幕延期により、米メディアは「開幕に間に合う可能性がある」と報じている。

 バーランダーはスプリングトレーニング中に右鼠径部に違和感を訴えて、登板予定だったオープン戦を回避。さらに3月8日の登板後には右広背筋の張りと診断されて、この日手術を受けることになった。

 MLB公式サイトはバーランダーの手術を報じ、アストロズのジェームス・クリックGMのコメントも紹介。クリックGMhが「当初は理学療法が適切であることを望んでいました。しかし、リハビリを進める中、医療スタッフが手術が必要だと推奨しました」と語っている。

 アストロズのエースとして昨季21勝をあげ、最多勝にも輝いたバーランダー。本来であれば開幕絶望な状況だが、新型コロナウイルスの影響で開幕は延期に。新たな開幕が5月中旬以降と見込まれ、それよりも更に遅れる可能性もある。

 そのため、MLB公式サイトは「6週間の離脱となる右鼠径部の手術を受けたにも関わらず、新型コロナウイルスの拡大を受けて開幕が更に延期されたことにより、アストロズのエースであるジャスティン・バーランダーはそれでも開幕に間に合う可能性がある。バーランダーが開幕日に登板できれば、アストロズで3年連続、キャリアで12度目の開幕投手を務めることになる」と、シーズン開幕に間に合う可能性について触れていた。

(Full-Count編集部)

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