新型コロナによる隔離生活はどんなもの? ヤ軍マイナー選手「それほど酷くない」

ヤンキースは傘下の選手たちをホテルに隔離【写真:Getty Images】
ヤンキースは傘下の選手たちをホテルに隔離【写真:Getty Images】

マイナー選手に感染が確認されたヤンキースは傘下の選手たちをホテルに隔離

 新型コロナウイルスの感染拡大により、開幕が延期となった米メジャーリーグ。15日にはヤンキース傘下のマイナーリーガーが検査を受けて新型コロナウイルスの陽性反応が出て、米球界で初めて感染が確認された。

 さらに17日(日本時間18日)にはまたもヤンキース傘下のマイナーリーガーに陽性反応が出たことが判明。この選手は発熱と疲労感の症状を訴えて検査したところ、感染が確認されたという。

 1人目の感染が確認された後、ヤンキースはマイナーリーガーたちをホテル内に隔離。少なくとも、彼らの隔離は3月26日まで予定されているという。そんな中、ニューヨークの地元メディア「NJ.com」は隔離されているマイナーリーグの選手たちの、隔離生活をレポートした。

「NJ.com」はこの隔離中のマイナー選手の1人からの話として、隔離中の生活を「新型コロナウイルスによる隔離でヤンキースのマイナーリーガーはどのような状況か」との見出しで伝えた。選手たちはホテル内で「ビデオゲーム、Netflix、FaceTimeなどをして過ごし、金銭面の懸念やトレーニングが制限される」としている。

 この選手は隔離生活について記事で「こうなるとは思っていなかった。それほど酷い状況ではないよ」と語る。毎朝、発熱や咳などの症状がないか質問票に記入し、三食と水が提供されているという。

 ただ、やはり満足なトレーニングは出来ていないようで、この選手は「経済面以外で、僕たちの唯一の懸念はトレーニングできないことだと思う。用具は全て球団施設にあり、完全に閉鎖されているんだ。良くない状況だよ。他の球団の選手たちはこの期間中もトレーニングしているのに、僕たちはここに留まっているんだ」と、調整の遅れを心配しているようだ。

(Full-Count編集部)

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