巨人は12球団最少の10試合、最多はロッテの15試合…12球団の練習試合日程どうなった?

巨人・原監督【写真:荒川祐史】
巨人・原監督【写真:荒川祐史】

楽天は本拠地ゲームが2試合だけ、ヤクルトとDeNAは長距離遠征が1度だけ

 新型コロナウイルスの感染拡大により、3月20日に予定されていたプロ野球のペナントレース開幕は延期となった。新しい開幕日は決まっておらず、今後、選手たちは練習試合を戦い、新たな開幕日まで調整を行なっていくことになる。

 その練習試合は、当初組まれていたペナントレースの日程をベースに組まれ、当該球団同士の協議によって試合数の減少や試合開始時刻の変更が行われる。18日には各球団の4月5日までの練習試合日程が出揃った。現在、最短で4月10日の開幕が見込まれており、そのため、5日までの試合日程となっている。

 この17日間で最も多い試合数を戦うのはロッテの15試合。ロッテはシーズン通りの試合数となっている。これに続くのが西武、ソフトバンク、日本ハムの13試合。最も少ないのは巨人で10試合しかない。当初は15試合組まれており、5試合減となった。残る7球団は12試合ずつ組まれている。

 また、新型コロナウイルスの感染予防の観点で言えば、遠征での移動も気になるところ。そこで、この17日間で戦う本拠地試合とビジター試合の差も、各球団見比べてみよう。

 最も本拠地ゲームが多いのは1番多く試合数をこなすロッテで、ZOZOマリンスタジアムで9試合を戦う。3月31日から4月2日に楽天生命パークで行うはずだった楽天戦の開催地が入れ替わったことも大きい。これにPayPayドーム、京セラドームでのビジターゲームがある。本拠地での試合が最も少なくなったのは逆に楽天の2試合。そして札幌ドーム、PayPayドーム、ZOZOマリンとメットライフドームへの遠征がある。

 12球団で最も移動の負担とリスクが低そうなのがヤクルトとDeNAか。ヤクルトは本拠地・神宮球場での試合が5試合あり、さらに都内の東京ドームで2試合、お隣の横浜スタジアムでも3試合が組まれている。遠征が必要となるのはマツダスタジアムでの2試合しかない。DeNAも横浜スタジアム、東京ドーム、神宮球場と関東圏で9試合あり、長距離移動が伴うのはナゴヤドームでの3試合のみとなっている。

【表】3月20日からのプロ野球の無観客練習試合の日程詳細

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY