西武ニール、NPBの新型コロナ対策に理解 「うまく対応していた」「試合ができる」

西武のザック・ニール【写真:荒川祐史】
西武のザック・ニール【写真:荒川祐史】

「開幕延期は過剰反応かとも思ったけど、良いことだと分かったよ」

 全世界に広がる新型コロナウイルス感染拡大の影響で、メジャーリーグ、日本、韓国など世界各地でプロ野球の開幕が延期された。米紙「サンフランシスコ・クロニクル」は、西武のザック・ニール投手に電話で取材。昨季西武で12勝(1敗)を挙げた右腕が、日本のプロ野球の様子を語っている。

 記事は「元アスレチックスの投手ザック・ニールは所属する日本の西武ライオンズが金曜日(20日)から練習試合を行うと語った」と伝えた。電話取材に答えたニールは、このように語っている。

「シーズン開幕が延期された時は過剰反応かもしれないと思ったけど、良いことだったと分かったよ。国は積極的に対策を行い、状況が改善している。僕たちは試合ができる」

 新型コロナウイルスはスプリングトレーニング中に日本で感染拡大を続けたが、チームがトレーニングを継続する中、ニールはリーグがしっかり対応したと語っている。「うまく対応していた。チームとしては全て通常通りだった。もちろん、毎日体温を測って、チームの誰も感染していないことを確認していたけどね。大人数で行動しないこと、ホテルに留まるように伝えられた。軽い隔離のような感じだった。どこへ行っても、全て消毒されていた。とても積極的に対策されていた」。

米球界の現状を憂いている「野球選手の友人たちは皆、パニック状態だよ」

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