オープン戦出場は4人だけ 昨年とは真逆となった2019年ドラフト1位選手の現在地

ロッテ・佐々木朗希、広島・森下暢仁、中日・石川昂弥、ヤクルト・奥川恭伸(左上から時計回り)【写真:荒川祐史】
ロッテ・佐々木朗希、広島・森下暢仁、中日・石川昂弥、ヤクルト・奥川恭伸(左上から時計回り)【写真:荒川祐史】

社会人出身のホークス佐藤は11試合、楽天小深田は14試合に出場した

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、開幕が延期となったプロ野球界。当初の開幕予定だった3月20日からはシーズンと同じ顔合わせで練習試合を戦い、まだ決まっていない新たな開幕日に向けて調整を続けていくことになっている。

 15日までは無観客開催によるオープン戦を行なっていた各選手たち。主力選手たちが状態を上げていく一方で、若手たちは開幕1軍入りを目指して必死にアピールを続けてきた。各チームのルーキーたちの中でも結果を出した選手たちもいた。

 では、大きな期待を背負って各球団に入団してきたドラフト1位選手たちのオープン戦は、どうだったか。見ていってみよう。

○巨人
堀田賢慎投手(高卒)
登板なし

○DeNA
森敬斗内野手(高卒)
出場なし

○阪神
西純矢投手(高卒)
登板なし

○広島
森下暢仁投手(大卒)
4試合0勝1敗0S 4.20
15回13安打2本塁打6四死球16奪三振7失点

○中日
石川昂弥内野手(高卒)
出場なし

○ヤクルト
奥川恭伸投手(高卒)
登板なし

○西武
宮川哲投手(社会人)
登板なし

○ソフトバンク
佐藤直樹外野手(社会人)
11試合19打数7安打0本塁打4打点 打率.368
4四死球 8三振 5盗塁 出塁率.478

○楽天
小深田大翔内野手(社会人)
14試合44打数10安打1本塁打6打点 打率.227
4四死球 5三振 3盗塁 出塁率.286

○ロッテ
佐々木朗希投手(高卒)
登板なし

○日本ハム
河野竜生投手(社会人)
3試合1勝1敗0S 4.00
9回8安打1本塁打5四死球7奪三振4失点

○オリックス
宮城大弥投手(高卒)
登板なし

 今年のドラフト1位の選手たちでオープン戦に出場したのは広島の森下、ソフトバンクの佐藤、楽天の小深田、日本ハムの河野の4人だけしかいない。みな大卒、社会人出身で即戦力として期待された選手たちだ。

昨年ドラフトは高卒7人が1位指名、18年は社会人・大卒7人が1位指名だった

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