鷹スチュワートの20日“1軍デビュー”、米メディアも興味津々「どのような道歩むか」

ソフトバンクのカーター・スチュワートJr.【写真:福谷佑介】
ソフトバンクのカーター・スチュワートJr.【写真:福谷佑介】

「MLBは若手選手の年俸を考え直すかもしれない」

 ソフトバンクのカーター・スチュワートJr.投手が、20日にPayPayドームで行われるロッテとの練習試合で1軍デビューする。2軍で快投を続けて1軍登板機会を得た20歳の元米ドラフト1位右腕に米メディアも注目。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「カーター・スチュワートが練習試合でNPB打者と対戦へ」とのタイトルで伝えている。

 記事はスチュワートが金曜日(20日)に登板することに言及。高校時代から注目された右腕は2018年に全米ドラフト1巡目(全体8位)でブレーブスに指名されたものの、健康面の懸念から契約に至らなかったとし、「スチュワートは最終的に前例のない決断をし、2019年5月にホークスと契約した」と伝えた。記事はさらに、こう指摘している。

「スチュワートが今後どのような道を歩むかは興味深い。彼の6年契約は出来高で1100万ドル(約12億円)~1200万ドル(約13億円)にまでなる。金額の幅は広く、その金額の結果がもたらすものは大きいかもしれない。スチュワートが賢明な決断をし、北米に残っていた場合よりも多く稼げたとみなされれば、他の若手も彼の後に続くかもしれないし、MLBは若手選手の年俸を考え直すかもしれない」

 基本年俸は6年総額700万ドル(約7億6400万円)とされるスチュワート。今後「ジャパニーズ・ドリーム」を実現できるか。米メディアも注目している。

(Full-Count編集部)

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