「人のチャンスを潰した」 史上初満票殿堂リベラ氏がサイン盗みに不快感「大っ嫌い」

ヤンキースで活躍したマリアノ・リベラ氏【写真:Getty Images】
ヤンキースで活躍したマリアノ・リベラ氏【写真:Getty Images】

リベラ氏はサイン盗みが野球賭博と変わらないと主張「僕なら、チャンピオンシップ剥奪以上のことをする」

 オフにメジャーを揺るがす大問題へと発展したアストロズによるサイン盗み問題だが、現在は新型コロナウイルスの影響で開幕が延期となるなど新たな問題の影響ですっかり目立たなくなっている。だが、20日(日本時間21日)に史上初の満票での野球殿堂入りを果たしたマリアノ・リベラ氏が改めてサイン盗みについて「僕は大っ嫌いだ」と痛烈に非難する発言をし注目を浴びている。

 米ヤフースポーツはニューヨークの放送局「YESネットワーク」の番組内でリベラ氏がサイン盗みについて発言した内容を紹介。ヤンキース一筋で通算652セーブを挙げた右腕は「僕なら、チャンピオンシップを剥奪する以上のことをする」とアストロズを痛烈批判している。

 リベラ氏は通算4256安打を記録するも野球賭博で永久追放となったピート・ローズ氏と比較。「これは、誰かが意図的に行ったことだ。ピート・ローズのしたこととの違いは何なんだ? 彼は、永久追放された。誰であっても関係ない。不正をしたんだ。それは悪いことだ」とサイン盗みも野球賭博と変わりなく、同様の制裁を受けるべきだと主張した。

「私は、球界の全ての人々、球団をリスペクトしている。ただ、アストロズがやったことは最悪だ。そんなことは絶対してはいけないことだ。こんなことは僕は大っ嫌いだ。他の人のチャンスを潰したんだ。ワールドシリーズ制覇のチャンス、打撃タイトルのチャンス、ベストピッチャーになるチャンスなど、多くのチャンスを奪った。これが原因で、解雇された人もいるだろう。これは、本当に悪いことだ」

 現役時代に1115試合に登板し652セーブを挙げ、防御率2.21と圧巻のキャリアを残すほどの好投手であったリベラ氏でさえもサイン盗みの“被害者”となっていたら少なからず影響を受けていたであろう。記事では「彼ほどの実績や才能がない投手に与えた影響は計り知れないだろう」としている。

 開幕延期という異例の事態の影響で影を潜めたサイン盗み問題だが、過ちの大きさに変わりはない。アストロズはGM、監督が解雇されるも選手たちにはチャンピオンシップ剥奪などの処分は下されていない。今後さらなる制裁が下されるかは不明だが、改めてアストロズが行ったサイン盗みがどれほどの影響を及ぼしたかがわかる。

(Full-Count編集部)

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