進化を遂げる鷹6年目・松本が開幕ローテ入りへ22日先発 「感覚は戻ってきている」

ソフトバンク・松本裕樹【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・松本裕樹【写真:藤浦一都】

ローテを争う二保は21日の試合で7回1失点と好投

 開幕ローテ入りを狙うソフトバンクの松本裕樹投手が22日のロッテ戦に先発する。21日にはローテ枠を争う二保旭投手が先発しており、2投手による“3度目のチャレンジ”となる。

 14日の広島とのオープン戦で先発し、3回1失点ながら制球に苦しんだ松本。22日の登板に向けて「やるべきことは変わらない。自分らしい感覚を出せるように」としながらも、この1週間は「フォームを見直してきた。ちょっとずつ感覚は戻ってきている」という。

 前回登板では自己最速の152キロを計測したが、変化球については試行錯誤が続き「カットボールがまだしっくりきていない」と語る。ローテ入りを争っている二保は21日の試合で106球を投げ、7回1失点と試合をしっかりと作った。

 松本には試合で多くのことを試すより、まずは結果が求められるが「試合に出る以上、いい結果を出すのは当たり前。その中で余裕があればいろいろなことを試したい」とした。6年目の右腕が、大きなプレッシャーの中でどのような投球を見せるのかに注目したい。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY