元虎助っ人、タイガースの一塁手トップ5に MLB復帰後に2年連続本塁打王

タイガースなどで活躍したセシル・フィルダー【写真:Getty Images】
タイガースなどで活躍したセシル・フィルダー【写真:Getty Images】

MLB公式サイト選出「球界で13年ぶりとなる50本塁打を記録した」

 1989年に阪神に在籍して38本塁打をマークしたセシル・フィルダー。翌90年にメジャーに復帰すると、いきなり本塁打王を獲得するなど長距離砲として活躍した。MLB公式サイトはデトロイト・タイガースの一塁手トップ5にフィルダーの名前を挙げ、その活躍ぶりを振り返っている。

 MLB公式サイトのタイガース番記者、ジェイソン・ベック氏が選出したトップ5選手は以下の通り。フィルダーを4位に選んでいる。

1位 ハンク・グリーンバーグ
2位 ミゲル・カブレラ
3位 ノーム・キャッシュ
4位 セシル・フィルダー
5位 ルディ・ヨーク

 ベック氏は「フィルダーはタイガースに7年しか在籍しておらず、このリストの他の選手よりも短いが、その期間に活躍した。重要なことは、年齢層が高く力が落ちていたロースターに、彼が新しい風とエネルギーを注いだことであった。1990年に日本から移籍し、球界で13年ぶりとなる50本塁打を記録した。それはタイガース史上2度目の快挙であった」と伝えている。

 フィルダーはブルージェイズで4年間プレーした後、1989年に阪神入団。38本塁打をマークした。90年にタイガースでメジャー復帰すると51本塁打、翌91年は44本塁打で2年連続タイトルを獲得した。90年から92年まで3年連続で打点王も獲得している。90年から96年途中まで在籍したタイガースでは982試合に出場して947安打、245本塁打、758打点、打率.258をマークした。メジャー通算319本塁打を放ったフィルダーの功績は依然、輝きを放っている。

(Full-Count編集部)

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