「コロナ以外でも身の危険を」帰国の田中将大がコメント発表、複雑な想い明かす

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

現在は政府の要請通りに2週間の自宅待機中「責任ある行動を」

 ヤンキースの田中将大投手が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、3月下旬に日本に帰国していたことが明らかになった。コロナウイルスの感染拡大でMLBの開幕が延期となり、新たな開幕も不透明なことから家族とともに一時帰国を決断した。

 難しい状況下で帰国を決断した田中。その胸中にある思いを球団広報を通じてコメントで発表した。以下、田中のコメント全文。

「一部報道にもありました通り、3月下旬に家族と共に日本へ一時帰国しました。現在新型コロナウイルスの感染が拡大しているアメリカから日本に入国する事で、私たちは現在何も症状はありませんが、それでも知らず知らずに誰かに感染させてしまうことはないか? 逆に家族が感染してしまうのではないか? 様々な想いがありました。

 ですが、キャンプ中断後もキャンプ地フロリダで生活していく中で、新型コロナウイルス感染以外でも身の危険を感じさせられる出来事があり、十分に注意をしながら一時帰国する決断をいたしました。現在は日本政府の要請通り、2週間の自宅待機中です。引き続き海外からの入国者として、責任ある行動をとっていきたいと思います」

(Full-Count編集部)

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