前DeNAバリオス、メキシコリーグに入団 球団はリリーフとして期待、開幕は5月に延期

DeNA時代のエディソン・バリオス【写真:荒川祐史】
DeNA時代のエディソン・バリオス【写真:荒川祐史】

日本では通算63試合に出場し、5勝12敗、23ホールド、1セーブ、通算防御率3.96

 メキシカンリーグのディアブロス・ロホス・デル・メヒコは2日(日本時間3日)、昨年までDeNAでプレーしていたベネズエラ人のエディソン・バリオス投手を獲得したと発表した。バリオスは現在31歳。メキシコ国内で行われていたディアブロスのキャンプに参加していた。ディアブロスではリリーフを務める予定。

 06年に17歳でパイレーツと契約したバリオスは11年に来日し、関西独立リーグの神戸に入団。同年7月にソフトバンクに移籍し、16年までプレーした。17年はルートインBCリーグの富山、18年からDeNAに所属。19年にDeNAとの契約が終わった後は、台湾で行われていたアジア・ウインターリーグの味全でプレーしていた。日本のプロ野球では計63試合に出場し、5勝12敗、23ホールド、1セーブ、通算防御率3.96の成績を残した。15年にはプロ野球タイ記録となる17試合連続ホールドを記録している。

 メキシカンリーグは4月7日に開幕予定だったが、新型コロナウイルスの影響で、開幕は5月11日へと延期になっており、オープン戦も全試合が中止。現在、全チームがキャンプを中止しており、選手たちは自宅へ帰るなどし、各自でトレーニングを続けている。

 メキシコでは1日時点で新型コロナウイルス感染者は1378人、死者は37人。政府は3月30日に非常事態宣言を出し、4月30日までの期間、国民に不要な外出の自粛を求めている状態で、5月開幕が再度延期になる可能性も考えられる。

(Full-Count編集部)

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