大谷翔平のエンゼルスは7回&Wヘッダー制導入なら有利? 米メディアが指摘する根拠は
7回、ダブルヘッダーの“新ルール”採用された場合に恩恵を受けるチームは?
新型コロナウイルスの世界的蔓延でメジャーリーグも開幕を延期。日々刻々と変わる状況に、未だ開幕の目途が立たずにいる。シーズン162試合すべてを消化するのも厳しい状況になりつつある中、日程消化のために様々なアイデアが議論されているが、その一つがダブルヘッダーの採用だ。
具体的には週に1度のダブルヘッダーを組む案が出ているが、選手の疲労から怪我のリスクも取りざたされており、より現実的な例として上がるのが7回制のダブルヘッダーだ。
新ルールが採用された場合に最も恩恵を受けるチームはどこなのか? 米放送局「CBSスポーツ」はその1つに大谷翔平投手の二刀流を最大限活用できるエンゼルスを予想している。
トミー・ジョン手術から“投手復活”を果たす大谷について記事では「エンゼルスは彼を毎週、ダブルヘッダーの1試合で投げさせるかもしれない。ただ、試合が短いためにその後、ローテーションが枯渇する前に、オオタニを4回~5回ほどの長さで、再び投げさせることが出来るのではないか」と右腕の起用法に言及。
短いイニングで週1回の登板、そして打者としてもチームの主軸として期待される大谷にとってダブルヘッダーは好都合と捉えているようだ。
他に7回制ダブルヘッダーを歓迎するチームの条件として、ドジャーズやブレーブスといった選手層が厚いチーム、ブルペンのバランスが悪いチーム、投球回数が限られる若手の多いチーム、怪我の心配が大きい先発投手のいるチームなどいくつかの要素が挙がっている。それらの要素のひとつに数えられる大谷の二刀流復活。まだまだ先の見えない状況のなか、大谷の投手としての復帰登板を楽しみに待ちたい。
(Full-Count編集部)