今オフFAの田中将大は「年重ねても効果的であり続ける」 米メディアが“投球術”評価

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

「CBSスポーツ」は、田中が昨季途中にスプリットの握りを変えて改善したと指摘

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で今季のメジャーリーグは開幕を延期。いつ開幕を迎えられるのか先行き不透明な情勢が続いている。そんな中、米メディア「CBSスポーツ」はヤンキースの投手陣を検証。今季7年目を迎え、オフにFAとなる田中将大投手は「今後も確実に効果的であり続ける」と評価している。

「CBSスポーツ」は「2019年にヤンキース3投手がどのように修正し、その変化が2020年以降に何を意味するか」とのタイトルで詳報。田中のほか、ジェームス・パクストン、ザック・ブリットンの3投手は昨季調子を取り戻し、今オフにFAになると説明している。田中については以下のように伝えた。

「ヤンキースは剛腕を中心として投手陣を構成する傾向にあるが、マサヒロ・タナカは例外である。彼はパワーで押し切るのではなく、多彩なレパートリーで打者を欺く。昨季のボールにより、タナカは決め球のスプリットを失った。シーズン半ば、タナカはスプリットの握りを変えた。決め球の握りを変えるのは、投手が簡単にできることではない」と指摘し、具体例を挙げている。

「昨年7月25日のレッドソックス戦でタナカは3回1/3で12失点と打ち込まれた。その後、タナカはスプリットの握りを変えた。握りを変更する前の21先発登板ではスプリットの被打率.279、被長打率.469、空振り率17.3%であった。新しい握りでは、被打率.234、被長打率.330、空振り率21.9%とした。タナカが昨季変えたことはスプリットの握りだけではない。以前よりも直球を多く投げていた」

 記事は更に、こう展望している。「今年はタナカの7年1億5500万ドル(約169億円)の契約最終年となり、次の契約では間違いなく金額が下がるだろうが、この31歳は年を重ねても確実に効果的であり続ける。球速ではなく制球力と投球術を武器とし、修正力もあることを示した。それは投手の将来を評価する時に重要なことである」。

 ヤンキースに入団してから6年連続2桁勝利。抜群の安定感でヤンキースのローテーションを支える田中は制球力、修正力を武器に「今後も確実に効果的であり続ける」としている。

(Full-Count編集部)

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