田中将大は「20年も変わらず重要」 米メディアは安定感と勝負強さに期待
田中は今季が7年契約最終年「2020年も変わらず重要」
ヤンキースの田中将大投手が、米メディアから寄せられる期待は今季も不変だ。14年1月に7年総額1億5500万ドルでヤンキース入りした右腕は、今季が7年契約の最終年。米メディア「ノースジャージー・コム」は「マサヒロ・タナカは2020年も変わらず重要」と期待している。
記事では14年4月4日のブルージェイズ戦でMLB初登板初勝利を挙げるなどメジャー1年目の前半戦の躍動ぶりを記述。右肘の故障などで一時戦列を離れた時期もあったが、昨季まで日本人初の6年連続2桁勝利をマーク。同メディアは6年間で通算75勝(43敗)を挙げている右腕の存在感を高く評価した。
「ヤンキースとの7年契約の最終年を迎えるにあたり、マサヒロ・タナカはワールドシリーズ制覇を目指すチームにとって変わらず重要であり続ける」
「2014年のような圧倒的な投球を見せていないが、ビッグゲーム投手として名を馳せ、2019年のプレーオフでもそれを証明した。今春のグレープフルーツリーグ(フロリダ州のオープン戦)では3試合に先発し、8回2/3投げ、11奪三振、無四球。その安定感は明るい材料であった」
田中は3月下旬にキャンプ地の米フロリダ州タンパを離れて、家族と共に帰国。2週間の自宅待機となった。安定した成績を残し、なおかつ大一番に強い右腕への期待は大きい。
(Full-Count編集部)