いまだ新型コロナ感染者ゼロ 岩手・盛岡大付、震災の経験から「必ず乗り越えられる」

新型コロナ感染者ゼロの岩手・盛岡大付も危機管理に注意を払っている
新型コロナ感染者ゼロの岩手・盛岡大付も危機管理に注意を払っている

地元帰省組は2週間隔離、授業は教員、生徒ともにマスク着用している

 新型コロナウイルスの感染拡大が全国で続くなか、12日現在、47都道府県で唯一、ひとりの感染者も出ていない岩手県。とはいえ県内の危機意識にも差があり、ギリギリの対応が続いているようだ。県外出身者も多い高校野球の現場ではどんな対策を講じているのか。全国から選手の集まる強豪校、盛岡大付・関口清治監督に、学校独自で行っている試みと選手を預かる難しさを訊いた。

「授業再開や練習開始の判断はすべて学校法人、ひいてはその上の教育委員会からの指示のもと、我々はそれに従っている状態です。うちは部員118人のうち、マネジャー2人を除いた116人が寮生。休校となれば地元に帰さざるをえず、学校再開となればまた全国各地から来てもらうことになる。今もできるだけの対策はしていますが、こういう状況ですので学校や部内から感染者が出てしまわないか心配な面はあります」

 安倍首相の一斉休校指示により、岩手県でも各校が3月2日から休校に。県外出身者を多く抱える盛岡大付の野球部も生徒をそれぞれ自宅へ帰省させた。休校措置が明けたのは3月24日。そこから生徒を再び招集したが、世間全体が移動に過敏な時期だけに、危機管理には最新の注意を払っているという。

「2週間はなるべく寮の部屋に隔離させて、検温は今も毎日しています。幸いもう2週間が過ぎて、今のところ感染者は出ていない。授業は4月1日から再開していますが、手洗いや消毒の徹底に加えて、マスクは全校生徒、全教員に着用を強制しています。寮生には手作りのマスクも作らせたりもしています」

出身地によるいじめ防止、逆に注意喚起のきっかけになれば

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