イチロー氏の送球は史上最速? 元MLB選手が分析「右利きのチャップマン見てるよう」

現在はマリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めているイチロー氏【写真:Getty Images】
現在はマリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めているイチロー氏【写真:Getty Images】

イチロー氏の“伝説レーザー”と人類最速左腕チャップマンの共通点とは?

 イチロー氏がルーキー時代の2001年に見せたレーザービームは現在もファンの心に焼き付いている。右翼からのダイレクト送球と人類最速を誇る左腕の“共通点”を検証した元メジャーリーガーが注目されている。

 ホワイトソックス、ダイアモンドバックスなどで活躍し、現在はオハイオ州立大学のコーチを務めるブラッド・ゴールドバーグ氏が自身のツイッターでイチロー氏の“レーザービーム”動画を紹介し分析した。

 ゴールドバーグ氏は、イチローの送球動画に「すぐさまターゲットを目掛けて勢い良く腰を入れながら体勢を整える。肩甲骨の引き寄せが素晴らしく、タメを作っている」と指摘。

 送球モーションについては「踏み出した脚の上でグラブをしっかり抱えることで、鞭のような効果を生み出している」とし、「右利き版のアロルディス・チャップマンをスローモーションで見ているようだ」と、MLB史上最速の169キロ左腕を引き合いに称賛した。

 本職は外野手のイチローだが、高校時代は投手として3年春のセンバツにも出場。当時から投手としても非凡なものを認められていた。誰もが真似できない“武器”を持つ一流選手にはそれなりの理由があるようだ。

(Full-Count編集部)

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