鷹・周東、開幕見えずも前向き「自分にはプラス」 レッズ秋山ら映像で打撃向上へ

オンライン会見に臨んだソフトバンク・周東佑京【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】
オンライン会見に臨んだソフトバンク・周東佑京【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】

生活では料理挑戦「母親って凄いなと思いました」

 ソフトバンクの自主練習は17日から第3クールに突入。18日の練習後、周東佑京内野手がWEB会見に対応した。

 開幕が早くても6月以降となり、交流戦の中止も決まった中、ソフトバンクの自主練習はこの日も続いている。それでも周東は「全員が揃っていないのは寂しいけど、仕方がないこと。この期間で自分の弱いところを見つめ直せていますし、自分にとってはプラスだと捉えています」と、前向きだ。

 課題に挙げるのはバッティングで、今も練習時間の大半を打撃練習に割いているという。練習だけでなく、自宅でも昨年の映像を見る時間が多いとし、「キャンプからオープン戦にかけて、コーチや先輩方から言われたことをメモしていたので、そのメモを見ながら映像で振り返って『ここがダメなんだ』と気づくことも多い。自分でも試行錯誤しながらやっているが、走ること以外でも自分の形をものにして、開幕したらそれを見せていきたい」と意欲を示した。また、秋山翔吾外野手(レッズ)や源田壮亮内野手(西武)の映像もよく見ているそうで、「秋山さんのようなバッターになりたいし、源田さんのような相手に嫌がられるバッターも理想」と語った。
 
 自宅では料理にも挑戦しているという。「炒め物中心ですけど、どれも味が濃くなる。今まで母親に作ってもらっていたものはどれもおいしかったので、改めて母親って凄いなと思いました」と、新たな気づきもあったようだ。自分でアップしたヨガの動画へのファンの反響について「見よう見まねですけど、元気をもらったという声もいただいて、やって良かったなと思います」と笑顔を見せた。

 プロ野球の開幕はまだ見えてこない。最後に「いつ開幕してもいいように頑張っていこうと思います。今は厳しい状況ですが、1人1人がしっかりと対策をして、開幕でまた皆さんと会いたいです」とファンにメッセージを送った。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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