“近代ヤンキース”の最強打線は? 松井秀喜らの2009年を米メディア選出

ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏【写真:Getty Images】
ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏【写真:Getty Images】

米メディア「ブリーチャー・リポート」は大リーグ球団の過去25年間で最も強力な打線を挙げた

 米メディア「ブリーチャー・リポート」は大リーグ球団の過去25年間で最も強力な打線をピックアップ。ヤンキースからは松井秀喜氏が主軸打者で、ワールドシリーズを制覇した2009年が選ばれている。

 同メディアが挙げた2009年のヤンキース打線は、まさに超強力打線だ。通算3465安打のデレク・ジーター、通算2769安打のジョニー・デイモンに始まり、クリーンアップは39本塁打、122打点で打撃2冠王に輝いたマーク・テシェイラ、通算696本塁打のアレックス・ロドリゲス、松井秀喜。6、7番に通算275発の正捕手ホルヘ・ポサダ、通算2570安打のロビンソン・カノと大物がズラリと並んでいる。メジャー2位のチーム打率.283を記録し、244本塁打、915得点はいずれもメジャートップだった。

 チームは103勝59敗と圧倒的な強さで地区優勝し、ポストシーズンでは松井が驚異的な勝負強さを発揮してワールドシリーズMVPに輝いた。過去25年間でヤンキースは5度世界一になっている。同メディアは「ヤンキース打線のどの年を選ぶか難しかった。2009年を選んだ理由は鍵になる選手が、怪我で長期間抜けることがなかったからだ。この年は7人の選手が少なくとも20本以上のホームランを打った」と故障にも強かったことを選出理由に挙げた。

 カージナルスでは田口壮氏(現オリックス野手総合兼打席コーチ)が所属していた2004年、レイズでは岩村明憲氏が二塁手として活躍した2009年が選ばれている。

(Full-Count編集部)

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