本拠地球場でキャンプ再開案が浮上 米紙「費用を大幅に削ることができる」
今季開催できても限られた練習環境か
新型コロナウイルスの影響で開幕延期となっている大リーグで、今季開幕の見通しが立てば、3月中旬に中断したスプリングトレーニングを各球団の本拠地球場で再開させるプランが浮上している。米全国紙「USAトゥデイ」が伝えた。
スプリングトレーニングは全30球団が2月でも暖かいアリゾナ、フロリダ両州で行われているが、このプランでは移動時間や宿泊などの費用を抑えられる利点がある。「ホテルの部屋を確保と選手たちの日当を大幅に削ることができる」と伝えた。しかし、マイナス面もある。各球団のキャンプ地には複数の練習グラウンドがあるものの、本拠地球場で使えるグラウンドは1つだけ。限られた練習環境でシーズンへの調整を進めることを強いられる。
また、同紙はシーズン中の遠征に帯同するコーチやチームスタッフは新型コロナウイルスの感染予防のために限られたメンバーとなると伝えた。たとえ開幕を迎えても2020年は異例のシーズンとなりそうだ。
(Full-Count編集部)