パ・リーグ奮闘で過去最高益&5期連続黒字化 「雄星VS大谷」プレイバック配信も

「パーソル パ・リーグTV」はGWに特別プログラムを配信する【写真提供:パーソル パ・リーグTV】
「パーソル パ・リーグTV」はGWに特別プログラムを配信する【写真提供:パーソル パ・リーグTV】

動画配信サービス「パーソル パ・リーグTV」などの視聴者数が増加

 パ・リーグ6球団の共同事業会社、パシフィックリーグマーケティング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:根岸友喜)は、先月末、第13期決算公告(最新の2019年12月期の決算)を官報にて発表。当期純利益が純収益1億5593万円を記録、過去最高益となったこと、5期連続の黒字化も達成したことを報告した。「これからも新しいファンを増やすことのみならず、スポーツ界の総合商社を目指し、皆様のお力をお借りしたい所存でございます」とコメントを発表した。

 昨季(12期)の純利益は9508万円から1億5593万円に推移している。これは動画配信サービス「パーソル パ・リーグTV」、パ・リーグ6球団公式メディア「パ・リーグ.com」の視聴数の増加や、他社への試合映像などのライセンスを販売が収益増につながったことが要因と考えられる。

 パ・リーグ6球団でも販売をしているゲームスポンサー、球場内の看板広告、イベントスポンサー等の販売代理店としての役目を強化したこと、スポーツ業界に特化した人材紹介エージェントサービス「PLMキャリア」での実績も増加したのも大きい。様々なサービスを展開し、野球ファンだけでなく、その他の分野にもリーチし、野球ファン拡大に尽力している。

 また、このGW期間中も“お家時間”を少しでも楽しんでもらうため、「ライオンズプレイバックゲームスペシャル」を公開していくことも発表した。

 2日の午後6時からは、6年前の2014年7月2日に行われた西武―日本ハム戦の一戦を「パーソル パ・リーグTV」でプレイバック配信。西武の球団公式YouTubeでもライブ配信する。当時の西武・菊池雄星投手(現・マリナーズ)と日本ハム・大谷翔平選手の先発試合となっている。西武のYouTubeでは、田辺徳雄3軍統括コーチ、石井丈裕ライオンズアカデミーコーチが観戦する予定。6日の午後6時からは、3年前の2017年8月4日(金)西武―ソフトバンクのプレイバックを放送する。

(Full-Count編集部)

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