昨季2冠DeNA・ソト「日本の方が安全」 外出控え、自宅で妻とリラックス

オンライン会見に臨んだDeNAのネフタリ・ソト【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】
オンライン会見に臨んだDeNAのネフタリ・ソト【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】

右手首は完治、自宅に20万円エアロバイクも購入したことを報告

 DeNAのネフタリ・ソト内野手が3日、オンライン会議システム『Zoom』を利用し、会見を行った。来日3年目で、1年目に本塁打王、昨季は打点を加え、2冠王に輝いた。昨年1月に同じプエルトリコ出身のマリアム夫人と結婚し、自身のインスタグラムにはラブラブのキスシーンを投稿して話題になったが、愛妻の存在は不安なステイホーム生活で心の支えになっているようだ。

 オープン戦期間中の3月中旬に痛めた右手首は、すでに完治。横浜スタジアムでの自主練習でフリー打撃、ウエートトレーニングなどに取り組んでいる他、自宅では約2週間前に20万円で購入したエアロバイクをこいでいる。「個人で今の状況をコントロールすることはできないので、開幕に向けてベストを尽くすしかない」と言う。

 マリアム夫人と同居しており、「一人より、妻が一緒にいてくれた方がメンタル的にすごくいい。球団もコロナウイルスの感染を防げるように、いろいろ努力してくれているし、日本の方が安全だと思う」と感謝。「球団はこういう状況の中でも、練習の場を与えてくれているし、積極的にコミュニケーションを取る姿勢を見せてくれている。何かあれば、チームドクターに相談できる態勢も整っている」とうなずいた。

 一方で、「食材を買いに出る以外は、外出を控えている。休みが多すぎて、何をすればいいのかわからなくなることが一番困るね。妻と一緒にテレビ番組やドラマを見たり、プエルトリコ料理などを作ってくれるのを手伝ったりしている」と明かした。

 年俸は1年目の3500万円から、2年目に9500万円、今季は1億8500万円(金額はすべて推定)に跳ね上がった。今季、試合数が減るのを避けられないことと、契約上のインセンティブ(出来高払い)の関係を聞かれると、「…ワカラナイ」と日本語で答え、苦笑していた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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