鷹・工藤監督、コロナ禍で迎えた57歳の誕生日「誕生日云々よりも選手が大事」

自主練習で汗を流す選手を見守るソフトバンク・工藤公康監督【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】
自主練習で汗を流す選手を見守るソフトバンク・工藤公康監督【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】

昼にはオンライン野球教室で子供たちと交流「いい誕生日だった」

 ソフトバンクの工藤公康監督が5日、57歳の誕生日を迎えた。この日は昼に子供たちに向けたオンライン野球教室を約2時間半に渡って開催。その後は投手の自主練習をチェックした。

 例年であれば、シーズン真っ最中に迎える誕生日。だが、今季は新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期となり、自主練習期間中に節目の1日を迎えることになった。昼間には子供たちへのオンライン野球教室を行って交流し「素晴らしいプレゼントを子供たちにいただいて、映像見ながら、楽しそうにトレーニングをやってくれたりして、野球の思い、強さを感じました。僕にとってはいい誕生日だったと思います」と感謝した。

 この日も選手たちの状態を入念にチェックした工藤監督。「57歳になれたことは嬉しいですけど、今は選手が心配です。コロナが収束してみんなが元気に開幕を迎えられるようにと考えて生活しています。僕の誕生日云々よりも選手のコンディション、表情を見る方が大事だと思っています」と語り、選手たちのことを気遣っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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