田中将大とヤ軍が再契約すべき3つの理由 地元メディア「大舞台で動じない自信」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

「ついに健康に」「パワーの投球から離れることに成功」「大試合に強い」

 今季で契約最終年となるヤンキースの田中将大投手の去就が注目を集めている。そんな中、地元メディア「NJ.com」は球団が田中と再契約すべき3つの理由を紹介している。

 ヤンキースは今オフにジェームス・パクストン、田中将大、DJ・ルメイヒュー、ブレット・ガードナーらがFAとなり再契約を行うかが一つの焦点となっている。記事では「もうすぐフリーエージェントとなる投手と再契約するべきか」と、今オフのトップFA選手を紹介。

 ここまでメジャーデビューから6年連続2桁勝利をマークする日本人右腕を「その中の1つは簡単に決断できるものだ、マサヒロ・タナカとの再契約だ」と注目し、再契約すべき理由を「ついに健康になった」「パワーの投球から離れることに成功」「大試合に強い」の3つ挙げている。

 田中は昨季31試合に登板しメジャー6年間で2番目となる182イニングを投げ、直近4年間では平均30試合に登板していることを言及。2014年には右肘の部分断裂も経験しているが「彼の肘がいずれダメになると心配していたときのことを覚えているか? それは、過去のことだ。彼は耐久性のある投手と言える」と伝えている。

 また、直球主体の投球からベテランとなった今は「ここ最近のタナカは、三振は奪っているが、効果的な投球をするために力一杯、投げる必要が無くなってきている」とし、大舞台での強さも「8回のポストシーズンの先発でタナカの防御率は1.76だ」と絶賛している。

 大きな怪我で離脱することもなく、安定した成績を残す田中。記事では最後に「スターになる可能性のある選手としてやってきたが、期待に応えた。堅実で耐久性のある3番手としての役割を担い、最大のステージで動じない自信をヤンキースに与えた。その役割のためだけでも、2020年以降もタナカをキープするべきた」と、最大級の賛辞を送っている。

(Full-Count編集部)

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