プロ野球、初のオールスター中止 NPB発表「期間的に困難。苦渋の決断」

2020年のオールスターゲームの中止が決定【写真:福谷佑介】
2020年のオールスターゲームの中止が決定【写真:福谷佑介】

フレッシュオールスターゲームの中止も決まった

 日本野球機構(NPB)は11日、7月19、20日に予定されていたオールスターゲームの中止を決めたと発表した。19日の第1戦はPayPayドーム、20日の第2戦はナゴヤドームで予定されていた。

 1951年に始まった現行のオールスターゲームが中止になるのは初めて。NPBは公式ホームページで、「70回目という節目から、プロ野球12球団ならびに日本野球機構はこれまで以上に大会を盛り上げ、ファンの皆さまにとっても記念大会となるよう、準備を進めてまいりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、ファンの皆様とともに出場選手を選出するファン投票をはじめとした選手選考、その他の重要となる準備に着手できない状況です。現時点からの準備計画や関係各所との調整など、期間的にも困難と判断し、中止という苦渋の決断をいたしました」とした。

 また、7月13日に松山で予定されていたフレッシュオールスターゲームも中止となった。1963年に「ジュニア・オールスターゲーム」として開催されて以来、オールスターゲームと共に開催されてきた。NPBは公式ホームページで「新型コロナウイルス感染症の影響による公式戦開幕の遅れなどにより、開催準備および開催までの期間などを鑑み、開催が困難と判断いたしました」としている。

(Full-Count編集部)

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