【球界名場面】「人間かよ」「神の領域」 ロッテ荻野の“神帰塁”にファンからも畏怖の声

ロッテ・荻野貴司【写真:荒川祐史】
ロッテ・荻野貴司【写真:荒川祐史】

牽制で逆をつかれた荻野は空中で身をひねり帰塁、リプレイの末セーフとなった

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けプロ野球の開幕は再延期が決まった。緊急事態宣言が延長となった今、「#Stay Home」プロジェクトも広がっている。選手、ファンにとってはもどかしい時間が続いているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り少しばかり気を晴らしてみてはいかがだろう。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeではファンの心を満たすような映像を公開している。

 2019年8月8日。ロッテの荻野貴司外野手が身体能力を生かした“好走塁”を見せた。ソフトバンク戦の7回無死一、三塁。一塁走者・荻野は左腕・嘉弥真の牽制球に逆を突かれてしまう。タイミングは完全にアウトだったが、ここからが見せ場だ。右手で戻るように見せかけて空中で半身をひねり、一塁手グラブをかわしながら左手で塁をタッチ。1度はアウトを宣告されたが、リプレイ検証で判定はセーフに覆った。

 スローモーションでなければ判断できない、あまりに神がかった走塁技術に、ファンからは「一瞬右手のフェイクを入れてからひねる。なんていう帰塁技術」、「これは人間には判定できない」、「逆つかれてもセーフになるってもう無敵じゃねーか」、「人間かよ(怖)」、「神の領域」と畏怖の声すら上がっていた。

【動画】スロー再生でなければわからない? ロッテ荻野が一瞬の間に見せた神の走塁技術

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