西武・森「より強い体になった」 自主練習期間での“進化”を実感

オンラインで取材に対応した西武・森友哉【写真提供:埼玉西武ライオンズ】
オンラインで取材に対応した西武・森友哉【写真提供:埼玉西武ライオンズ】

「下半身の強化であったり、体をいじめ抜きました」

 西武は19日、本拠地メットライフドームで分離練習を行い、練習終了後には森友哉捕手が取材に応じた。18日にチーム練習が再開され、この日が2日目。フリー打撃などで練習し「自粛期間中も練習はしてきましたが、マシン打撃のみでしたし、人が投げた球を打つ感覚を取り戻すことを意識しています」と語った。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、開幕が延期となっているプロ野球。本来の開幕日から2か月が経過し、その影響について問われた森は「とても難しいです。早く始まって欲しいというのは、自分はもちろん選手みんなが感じていることですが、これは仕方ないことなので。その期間を大事に過ごしています」と反応。自主練習期間中は体作りに励み「下半身の強化であったり、体をいじめ抜きました。より強い体になったと感じています」と語った。

 現時点での状態については「一度、3月にあわせて体を作って、チーム活動休止前の状態と体の調子は変わりないです。投手の球だったり試合の感覚を取り戻せればいけると思います」とまずまずのよう。ここから開幕までの期間は「体のキレや実戦の感覚というところを準備しなければいけない」という。

「なるべく急ピッチで仕上げていかなければいけないとは思っています。練習をたくさんすれば感覚は戻ると思いますが、限られた練習時間の中で戻さないといけないので、より集中してやっていくしかないです」と語る森。昨季のパ・リーグMVPはここから打撃を磨き上げていく。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY