田中、筒香ら再渡米時は「隔離必要なし」 7・5開幕案の防止策に自信

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

大リーグ開催案「新型コロナウイルスに対する隔離推奨に縛られることはないだろう」

 新型コロナウイルスの影響で一時帰国したヤンキース・田中将大投手、レイズ・筒香嘉智外野手ら日本人選手は再渡米時に2週間の隔離措置が取られるのか? 7月4日(日本時間5日)の独立記念日前後の無観客開幕を目指す大リーグ機構(MLB)は必要なしとの見解を示しているようだ。米ヤフースポーツが伝えている。

 現在、米国では海外からの入国者に対し14日間に渡ってホテル等の宿泊施設や自宅等での待機を命じられている。しかし、大リーグ機構が選手会に提出した開催案には「母国から戻ってくる海外選手たちは、疾病予防管理センターから出されている新型コロナウイルスに対する隔離推奨に縛られることはないだろう」と記されているという。一時帰国した選手の代理人も海外渡航した際の制限については指示を受けていないようで、「選手たちへの感染のリスクを制限する方法として、ドミニカをはじめとしたMLBでプレーする選手人口が多い地域などから、プライベート便をチャーターすることを検討するかもしれない」と可能性を指摘した。

 大リーグ機構はチーム再合流した際に全選手へ、チームドクターが作成した質問事項に応えること、事前チェックを受けること、体温計測をすること、PCR検査を受けること、血液検査を受けることを求めている。同メディアは「プログラム(MLB開催案)は疾病予防管理センターによる一般的なガイドラインよりも広範囲に及ぶものであるため、米国に戻ってくる海外選手への14日間の隔離措置は不要だと、MLB役員たちは自信を持っている」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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