プホルスは21世紀最高の選手 MLB公式「トラウトはまだ象徴する選手ではない」

エンゼルスのアルバート・プホルス【写真:Getty Images】
エンゼルスのアルバート・プホルス【写真:Getty Images】

 大リーグ公式サイトは20日(日本時間21日)、21世紀最高の選手にエンゼルスのアルバート・プホルス内野手を選出した。すでに3度のMVPを受賞しているエンゼルスのマイク・トラウト外野手らがいるが、「トラウトは今世紀最高の選手ではない。少なくとも今はまだ。彼のチームメートであるアルバート・プホルスこそが今世紀最高の選手だ」と称賛している。

 プホルスは2001年にカージナルスでメジャーデビュー。10年連続で打率3割、30本塁打、100打点以上を記録し、3度のリーグMVPを受賞。ワールドシリーズ制覇にも2度貢献している。通算656本塁打は歴代6位で、通算3202安打は歴代14位。歴代4位の通算2075打点は同3位のアレックス・ロドリゲス(2086打点)に11打点差。MLB公式は同1位のハンク・アーロン(2297打点)と222打点差となっていることを伝えた。

 昨季は打率.244、23本塁打、93打点。1月16日に40歳となったが、プホルスは2021年オフのエンゼルスとの大型契約終了後の現役続行に意欲を燃やしている。今季は新型コロナウイルスの影響で開幕が大幅に遅れ、試合数も削減される見込み。MLB公式は「ベーブ・ルース、ハンク・アーロン、バリー・ボンズに次ぐ700本塁打達成のチャンスに影響を与える」としつつも、「トラウトが最終的に今世紀最高の万能な選手になるかもしれないが、今はまだ今世紀を象徴する選手ではない。その称号はいまだにエンゼルスでDHかファーストを担う男のものである」と断言している。

(Full-Count編集部)

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