鷹バレンティンが特大弾! シート打撃再開いきなり「結果にはこだわってなかった」
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石川との対戦でスリーボールから真っ直ぐを左翼席中段へ突き刺す
ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手がシート打撃再開初日でいきなり特大の本塁打を放った。午前と午後に分かれて行われている分離練習は23日、2クール目に入り、この日からより実戦に近いシート打撃が行われた。今季から加入したバレンティンは2打席目に左翼席中段まで飛ばす特大の本塁打を放った。
無人のPayPayドームに快音が響いた。この日から始まったシート打撃。バンデンハークとの1打席目は中飛に終わっていたバレンティンが2打席目に特大弾を放った。石川と対峙し、スリーボールからの4球目だった。高めのストレートにバットを一閃。打球は左翼席中段に飛び込む特大のアーチとなった。
3月下旬に練習試合が中断となり、それ以来となる生きた投手のボール。「いろんなところに変な感覚があった。打席で目の前に投手が立っていることに変な感覚を覚えた」というバレンティンだが、いきなりのアーチ。「今日は結果にはこだわってなかった。本来の目的は球数をできるだけ多く見て、自分のスイングをすること。甘いところにきてリラックスして打ったらああいう結果になった」と語った。
6月19日が濃厚となっているシーズンの開幕。「まずいろんなところ修正しないといけない。まずリズムを取り戻さないといけない。練習試合を使ってリズムを取り戻していきたい」というバレンティンだが、いきなり本塁打を打つあたり、さほどブランクはなさそうだった。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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