SNS投稿でMLB球団と契約した155キロ右腕が再脚光 昨年起こった“オンラインスカウト”

動画をきっかけにアスレチックスとの契約を掴んだネイサン・パターソン(画像はスクリーンショット)
動画をきっかけにアスレチックスとの契約を掴んだネイサン・パターソン(画像はスクリーンショット)

アスレチックスのルーキーリーグに所属しているネイサン・パターソン投手の入団経緯が話題

 新型コロナウイルスの影響で自宅でスマートフォン、パソコンなどを使ったリモートワークが世界的に推奨されている。米国では過去に“ネットの力”を使いプロ野球選手になった驚きの人物も存在する。

 米TV局「ESPN」の人気番組「スポーツセンター」公式インスタグラムは現在、アスレチックスのルーキーリーグに所属しているネイサン・パターソン投手を特集。球場内に設置されたファン用のスピードガンで剛速球を投げ込み、プロ契約を勝ち取ったストーリーを振り返っている。

 2019年、当時パターソンは兄弟2人で試合を見るためロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドへ向かった。そこで球速を計測する「スピード・ピッチ・チャレンジ」に参加すると、最速96マイル(約154.5キロ)の剛速球をマーク。

 この投球を兄弟のクリスチャン・パターソンが自身のツイッターで「MLB、彼と契約して!」と動画を添え公開すると、本当にアスレチックスから連絡が来て契約することになったのだ。

 SNSの投稿が生んだ“シンデレラストーリー”にファンも「ワォ、素晴らしいね」「レジェンド」「これは素晴らしい」「これはどれだけ素晴らしいことか!」と改めてパターソンのプロ入り秘話に感激した様子だった。

(Full-Count編集部)

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