ロッテ佐々木朗の160キロ剛速球は「千賀さんに近い」 初シート登板で対戦打者証言
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プロ入り後初のシート打撃に登板し、最速160キロを2度記録した
ロッテの佐々木朗希投手は26日、ZOZOマリンでプロ入り後初のシート打撃に登板し、最速の160キロを2度記録した。打者3人に対して11球を投げ、一発を浴びながらも2三振を奪った。
菅野には157キロを右中間へ運ばれたものの、藤岡には最速160キロの直球で2度計測し、2ストライクからの3球目、160キロで空振り三振。福田光にはフォークで追い込み、155キロの直球で空振り三振に仕留めた。佐々木朗は「しっかりと自分の思うような球を投げることが出来ました。しっかりと指にかかったいい球を投げることが出来ました。だんだん良くなっていると思います。しっかり決めに行く時に決めに行けたのが収穫です」とコメントした。
対戦した打者は衝撃を受けたようだ。右中間へ柵越えを放った菅野は「ストレート1本に絞っていたので、結果的に打つことが出来ましたが、変化球が来ていたら打てていませんでした。今まで見たことのない凄いボールです」と絶賛した。
空振り三振した福田光は「前回のBP(打撃投手)の時と違って、今日は変化球もあったので打つことは難しかったです。160キロ出ていましたし、今日も速かったです」とコメント。藤岡も「160キロ? ほんとに速かったですね。フォークも凄い落差だったし打てませんよ。ストレートはソフトバンクの千賀さんに近いですかね」と球界を代表する右腕の名前を挙げていた。
(Full-Count編集部)
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