田中将大はヤ軍ローテ2番手 NY紙が展望「手堅い投手で、時に驚異的」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

セベリーノらが戦線離脱も剛腕コールを獲得、シュミットら若手有望株も多数いる

 今季が7年1億5500万ドル(約168億円)の契約最終年となるヤンキースの田中将大投手。米地元紙「ニューズデイ」はヤンキースの今季の先発ローテーションを展望し、メジャーデビューから6年連続2桁勝利を挙げている右腕を先発2番手、さらにポストシーズンでの勝負強さを期待している。

 ヤンキースの先発陣では2018年に19勝を挙げたルイス・セベリーノ投手が2月末に右肘のトミー・ジョン手術を受けて今季は全休。3年連続2ケタ勝利を挙げている左腕ジェームズ・パクストン投手は腰の手術を受けた影響で投球練習を開始したばかりだ。それでも、チームは昨オフに剛腕ゲリット・コール投手を投手史上最高額となる9年3億2400万ドル(約356億円)で獲得。コールをエース格とする同紙は「ヤンキースはリーグ屈指のローテーションを形成していた」と評価し、田中を2番手として期待した。

「コールの後に続くのがマサヒロ・タナカである。彼は手堅い投手であり、時に驚異的な投手でもある。10月のポストシーズンとなればなおのことだ」

 同紙は3、4番手として昨季12勝も防御率4.91と低調だったJA・ハップ投手、18年6月に左肘のトミー・ジョン手術を受けたジョーダン・モンゴメリー投手の左腕コンビを挙げた。その他にも25歳右腕のジョナサン・ロアイシガ投手やスプリングトレーニングでアピールした若手有望株のクラーク・シュミット投手(全体88位、球団2位)、デイビー・ガルシア投手(全体92位、球団3位)らの台頭にも期待している。

(Full-Count編集部)

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