岩隈久志、マリナーズ先発右腕TOP3入り「目立たなかった素晴らしい選手」

マリナーズ時代の岩隈久志【写真:Getty Images】
マリナーズ時代の岩隈久志【写真:Getty Images】

MLB公式サイトは各球団の先発右腕トップ5を選出、岩隈はマリナーズ3位に入った

 MLB公式サイトは25日(日本時間26日)、各球団の先発右腕トップ5を選出。岩隈久志投手(現巨人)がマリナーズ3位に選ばれた。

 岩隈は11年オフに海外FA権を行使してマリナーズへ移籍。12年の後半戦から先発ローテーションに定着し、13年には14勝6敗、防御率2.66。サイ・ヤング賞争いではシャーザー、ダルビッシュに次いで3位に入った。14年には自己最多15勝を挙げるなど通算6年間で150試合登板、63勝39敗2セーブ。防御率3.42を記録した。記事を担当したマリナーズ番のグレッグ・ジョンズ記者は通算169勝のフェリックス・ヘルナンデス(現ブレーブス傘下)とマリナーズでの通算防御率が同じことを指摘。高く評価している。

「シアトルでプレーする間、日本出身の物静かな右腕はア・リーグの中で目立たなかった素晴らしい選手の1人だった」

 さらに、チームメートからは「クマ」の愛称で親しまれ、日本人投手歴代4位の通算63勝を挙げたこと、15年8月12日のタイガース戦でノーヒットノーランを達成したことを伝えた。

 なお、1位には10年サイ・ヤング賞に選ばれたヘルナンデス、2位にはマリナーズ通算76勝を挙げ、01年に最優秀防御率のタイトルを獲得したフレディ・ガルシアが選ばれている。

(Full-Count編集部)

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