中日、“ヒゲの怪人”をどう使う? 4番3安打アピールも左翼守備トホホ…

中日のソイロ・アルモンテ【写真:荒川祐史】
中日のソイロ・アルモンテ【写真:荒川祐史】

中日アルモンテは7日西武戦で「4番・左翼」で4打数3安打も左翼では拙守

 守備には目をつぶって打撃を買うか、それとも……。中日はソイロ・アルモンテ外野手の起用法が問題だ。7日にメットライフドームで行われた西武との練習試合では、右アンダースローの相手先発・與座に対し、スタメン9人中7人左打者を並べたが、「4番・左翼」で出場したのがスイッチヒッターのアルモンテだった。

 第1打席と第2打席は、いずれも與座から右前打。6回の第3打席では、松坂の真ん中に入ってきた失投を一閃し右翼フェンス際まで飛ばしたが、惜しくも失速し右飛に終わった。最後の第4打席では新外国人右腕ギャレットから左前打を放ち、4打数3安打の大暴れ。2日前の同カードの練習試合では“攻撃型2番”に入り、右翼席上段へ一発を放っている。昨季は右太ももや股関節の故障が相次ぎ、わずか49試合出場で、一時は育成選手契約への切り替えも検討されたほどだったが、一昨年打率.329、15本塁打をマークした実力はやはり並ではない。

 一方、守備は目を覆うばかり。2回1死一塁で栗山の放ったライナーを、直接グラブに当てながら弾き二塁打に。さらにこの回、2死二、三塁から源田の左前適時打をファンブルし、二塁走者の生還まで許して失策を記録した。与田監督がこの回一挙4点を失った先発・梅津を「守備の面でいろいろあったと思うので」とかばったほどだった。

「3安打は神様のおかげ。体に問題なく守備につけたことは良かったが、足を引っ張ってしまったので、これから試合の中でミスをなくしていきたい」とは本人の弁。昨季までの同僚の松坂との対戦には「2年間一緒にプレーしたし、尊敬している選手なので対戦できてうれしかった」と敬意を表した。

 左翼のポジションを、昨季打率.287、18本塁打の福田らと争う。中日の外国人選手はアルモンテの他に、野手に主砲ビシエド、シエラ、投手にゴンザレス、ロメロ、ライデル・マルティネスがいて、さらに育成選手に4人が控える。外国人の出場登録枠を巡る争いでも気が抜けない。こんもりとしたあご髭がトレードマークの男は、今季どれだけ存在感を示せるか。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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