楽天サブマリン牧田が3年ぶりにメットライフ“凱旋” 1回無安打無失点の好投

西武との練習試合に5番手で登板した楽天・牧田和久【写真:宮脇広久】
西武との練習試合に5番手で登板した楽天・牧田和久【写真:宮脇広久】

8回に5番手として登板、1イニングを無安打無失点1奪三振の好投

 3年ぶりに日本球界に復帰した楽天・牧田和久投手が9日、古巣のメットライフドームに“凱旋”した。西武との練習試合の8回に5番手で登場。1イニングを無安打1奪三振1四球1死球で無失点に抑えた。

 先頭の森には初球の92キロのカーブを打たせ一ゴロ。山川にはカウント3-2から四球を与えたが、続く山野辺を遊ゴロに。川越には94キロのカーブを背中付近にぶつけ(死球)2死一、二塁としたが、ドラフト4位ルーキー川野(九州学院高)を127キロのストレートで空振り三振に仕留めた。

 牧田は西武に7年間在籍し、球界を代表するアンダースローとして先発にリリーフに活躍して通算53勝(49敗25セーブ)を挙げた。2017年オフにポスティングシステムで米大リーグのパドレスに移籍。今季は年俸1億1000万円(推定)で楽天入りを選択した。3月11日に静岡で行われたオープン戦でも古巣の西武相手に投げ、1イニングで3者連続三振に仕留めていたが、メットライフドームでの登板は日本復帰後初めて。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

RECOMMEND

CATEGORY