西武が両軍計34安打20得点の乱戦制す 川越、鈴木ら若手のアピール光る

西武・辻発彦監督(左)と楽天・三木肇監督【写真:荒川祐史】
西武・辻発彦監督(左)と楽天・三木肇監督【写真:荒川祐史】

西武は田村が1回5失点、楽天は福井が2回8失点と炎上

 西武は11日、本拠地メットライフドームで楽天と練習試合を行い、12-8で勝利した。打線が3回に大量7点を奪うなど16安打12得点と爆発したが、投手陣が18安打を浴びて8失点。両軍合わせて34安打20得点の打撃戦を制した。

 2回に栗山の適時打で先制した西武。3回には川越、鈴木と期待の若手が連続適時二塁打、呉念庭が2ランを放つなど、打者一巡の猛攻で大量7点を奪った。4回にも鈴木が適時打、5回には主砲の山川が2点適時二塁打を放つなど、その後も次々に得点を重ねた。

 一方で大量リードをもらった投手陣は楽天打線に捕まり、じわじわとその差を縮められた。先発の十亀が3回6安打2失点で降板すると、2番手の田村はブラッシュ、浅村に連続本塁打を浴びて1回で5点を失った。

 楽天は先発の岸が2回途中3安打1失点で降板。3番手の福井は西武打線につかまり、2回を投げて9安打8失点と炎上した。打線ではブラッシュが3ランを含む3打数3安打3打点。浅村も特大の一発を放ち、内田が3安打、小郷が2安打と期待の若手も結果を残した。

(Full-Count編集部)

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