鷹・柳田、2番起用に「新鮮で楽しかった」 驚愕特大弾で3戦連発&10戦6発

本塁打を放ったソフトバンク・柳田悠岐【画像:パーソル パ・リーグTV】
本塁打を放ったソフトバンク・柳田悠岐【画像:パーソル パ・リーグTV】

2番でスタメン出場すると初回に先制点を導く二塁打、3回には特大弾

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が驚愕のアーチを放った。12日、本拠地PayPayドームでの広島との練習試合。「2番・中堅」でスタメン出場した柳田は3回の第2打席で右手一本で左中間ホームランテラス席まで運ぶ一発を放った。

 まさに驚愕の一発だ。3回の第2打席。1ストライクからの2球目、広島先発の大瀬良が投じたカーブを捉えた。117キロのカーブに柳田は完全に泳がされた。打った時には体は突っ込み、片手1本で打ったが、打球は左中間のホームランテラス席まで届いた。

 これで3戦連発、練習試合10試合目で6本目の本塁打。試合後は「芯に当たったんで、打ち方も良かったというかしっかり粘れて打てたので、良いところまで行くかなと思いました。打ち方はすごい良いし、体のキレも今はすごくあると思います」と振り返る。開幕まで残り1週間ほど。コンディションは万全のようだ。

 この日はいつもの「3番」ではなく「2番」で出場した。初回には自身の二塁打からバレンティン、長谷川、松田宣の4連打で2点を先制。「新鮮な気持ちはありましたけど、すんなり入れましたし、いつもと違う雰囲気で楽しかったです。そう(2番が強打者と)思っていただけるなら嬉しいです。何番でもやることは一緒なので、しっかり何番でも結果を出したい」と語った。

「体脂肪とかももすごい落ちているので体のキレは感じます。自分で分かる。動きとか見た目とかで。シーズンで調子いい時、打っている時の感じに似ている」と充実の表情を浮かべる柳田。「開幕していたら最高なんですけどね。今でもテレビで見てくださっているファンはたくさんいると思うので、そういうファンの方に1本でも多く見ていただけるのはいいことかなと思います」と語り、1週間後に迫る開幕に視線を向けていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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