元巨人マイコラスは「球団の要となる選手」 米メディアが下剋上を果たした選手を特集
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日本に来る前はメジャー昇格とマイナー降格を繰り返していたマイコラス
ドラフトはあくまでスタート地点、下位からはい上がった選手の例は枚挙にいとまがない。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」では、カージナルスに所属する選手のなかでドラフト5位までに指名されなかった名プレーヤ―を特集。元巨人のマイルズ・マイコラス投手の名前も挙がっている。
記事では、レジェンドのアルバート・プホルスが13巡目指名だったことに触れつつ、2011年30巡目のジョン・ブレビア、2016年6巡目のトミー・エドマン、2009年13巡目のマット・カーペンター、2009年8巡目のポール・ゴールドシュミットらを紹介。2009年7巡目でパドレスから指名されたマイコラスについても、日本に来る前はメジャー昇格とマイナー降格を繰り返していたこと、巨人で3年プレーした後、カージナルスと3年契約を結んだことなどを伝えている。
その上で「彼はナ・リーグ最多勝に輝き、サイ・ヤング賞投票でも6位に入るなどし、(球団は)すぐさま喜んだ。球団が抱える長期プランにおいて、彼は要となる選手だ。7巡目の選手としては非常に素晴らしいことである」と現在の活躍ぶりを称賛。日本球界を挟み下克上を成し遂げた選手として、米メディアでも一目置かれる存在となっているようだ。
(Full-Count編集部)
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